1階ホイストフロアから居住区へ、食料の段ボール箱を抱えて階段を登ってきたゴードン。
階段と言っても、護衛艦などでラッタルと呼ばれる、ほとんどハシゴのような急勾配のものだ。
あと数段で居住区というところで上からミンミンが降りてくる。
たたんだ洗濯物がいっぱいに入ったリュックを前掛けして、後ろ向きで下を振り返ると、
「はいはい、ゴードン道譲ってね」
「えー、もうちょっとなのに」
「これ誰の洗濯物だと思ってるの。この魚の模様のパンツ、あなたのでしょ!」
「あー」
「わたしがたたんであげたんだからね。どきなさい!」
「へーい」
ゴードンは、あと数段だったラッタルを、段ボール箱ごと下までずり落ちるように戻ることになった。

両手をあけて三点支持でラッタルをおりてきたミンミン。
ゴードンは両手がふさがっている。安全運用上怒られて当然である。
【この話の舞台設定資料】
・ゴードンが上がってきた階段はこれ


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