任務のあと、2号の居住区で洗濯機を回すバージルとゴードン。
居住区が出来てから、整備ついでにここで制服や作業服の洗濯も済ませるようになった。
洗濯物を、いちいちヴィラまで持って上がってまた持って降りるのも、かなり面倒だったのだ。
乾燥が終わって雑談しながら居住区のテーブルで洗濯物をたたむ二人。
制服も作業着もきちんとたたんでおかないと、いざというときに素早く着られない。
「あれ、ゴードン。それやたら派手なパンツだな」
「ああ、これ? あっちで乾燥終わってたから出してきた」
居住区は男女区画が分かれていて、洗濯機は両方に1台ずつ置いてある。
「えっ。じゃそれミンミンのパンツ…」
「俺のじゃないよ」
「お前、さすがにそれまずいだろ」
「え、なんで?」
そのとき、カンカンカンとタラップを上がる足音。ミンミンが来た。
「ああミンミン、これ」たたんだ下着を差し出すゴードン。
バッシーン! 平手打ちをくらうゴードン。
「わたしの、返してっ!」
「だってこの間俺のたたんでくれたから…」
「あのなあゴードン。それは違うぞ」
仕切りのカーテンをシャッと乱暴に引いて女子区画に行くミンミン。
「やれやれ。何のために洗濯機が2つあると思ってるんだ」
あきれ顔で言うバージル。
「そうか、たたみ方がわるかったんだな」
頬をおさえながらゴードンが言う。
ため息をつくバージル。
【この話の舞台設定資料】
→問題の洗濯機はこれ



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