男子寮物語 第4話「洗濯機」

任務のあと、2号の居住区で洗濯機を回すバージルとゴードン。

居住区が出来てから、整備ついでにここで制服や作業服の洗濯も済ませるようになった。
洗濯物を、いちいちヴィラまで持って上がってまた持って降りるのも、かなり面倒だったのだ。

乾燥が終わって雑談しながら居住区のテーブルで洗濯物をたたむ二人。
制服も作業着もきちんとたたんでおかないと、いざというときに素早く着られない。

「あれ、ゴードン。それやたら派手なパンツだな」

「ああ、これ? あっちで乾燥終わってたから出してきた」

居住区は男女区画が分かれていて、洗濯機は両方に1台ずつ置いてある。

「えっ。じゃそれミンミンのパンツ…」

「俺のじゃないよ」

「お前、さすがにそれまずいだろ」

「え、なんで?」

そのとき、カンカンカンとタラップを上がる足音。ミンミンが来た。

「ああミンミン、これ」たたんだ下着を差し出すゴードン。

バッシーン! 平手打ちをくらうゴードン。

「わたしの、返してっ!」

「だってこの間俺のたたんでくれたから…」

「あのなあゴードン。それは違うぞ」

仕切りのカーテンをシャッと乱暴に引いて女子区画に行くミンミン。

「やれやれ。何のために洗濯機が2つあると思ってるんだ」

あきれ顔で言うバージル。

「そうか、たたみ方がわるかったんだな」

頬をおさえながらゴードンが言う。

ため息をつくバージル。

→次回、「ロッカー」

【この話の舞台設定資料】
  →問題の洗濯機はこれ

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