コンテナの内壁を工作していきます。
ここでのハイライトは3Dプリンターで作った手すりとはしご。
さすがに真鍮線をハンダ付して作る根気はありません。
まずは完成写真から。完成と言っても側壁部分の通路だけです。
側壁部分の通路

内壁から天井にかけてのアーチ状のモールドは、最初からあったもの。
通路が段違いになっているのは、いろいろ取り払ったあとのモールドをそのまま生かしたから。
劇中ではけっこう個性的なパーツが貼り付いていたが、ここはシンプルに工場内の雰囲気を目指す。
プラ板や角棒の端切れを適当に四角く切って貼り付けるとそれらしく見える。
むこうのドア上部に赤ランプが見えるが、これは蛍光アクリル棒を差し込んだだけ。
貫通しているので光が抜けて点灯しているように見える。
3Dプリンターで手すりを印刷

Fusion360で手すりのデータを作る。参考にしたのは工場の手すりの寸法。
重要なのは各パイプの間隔や高さの比率だ。パイプの太さは3Dプリンターの制約を受けてしまう。
横棒は直径0.35mm、支柱は直径0.4mm。実物に換算すると8cmなので、工場というより橋の欄干サイズだ。
これ以上細くするとプリントできなかったり失敗したりする。
手すりプリント失敗例

これはまだましな方で部分的に使える。ひどいのは糸くずのかたまりみたいになる。限界近く小さなサイズを攻めているので、歩留まり5割程度なら実用範囲。
後日、0.2mmのノズルに交換することで、もう少し細かい造形ができるようになるのでお楽しみに。
手すりプリント完成


手すりと通路を一緒にプリントすることで土台がしっかりする。
これを黄色や銀色で塗装してコンテナ内に接着していった。
はしごをプリント

幅3mmのはしご。それらしく見せるコツは、幅やピッチを適当にせず、実物を参考にすること。
手すりも階段も用途や場所によって実物寸法は変わってくる。
コンテナ内壁完成

かなり太い手すりだが、手すりとはしごのような見慣れた物体が入ると、とたんにスケール感が出てくる。そこを人間が登ったり歩いたりする情景が目に浮かぶのだ。
これは1/700の艦船模型でも同じ。エッチングパーツの手すりをつけると精密感が増して、そこで作業する人間が見えてくる。
これでコンテナ内部の基本構造は完成したので、次はいよいよコクピット周辺の製作に進んでいきます。


コメント