サンダーバード2号に搭乗する方法を考えてみる。トレーシー島からの緊急発進では、バージルはおなじみの滑り台、同乗者はエレベーターで屋根中央のハッチから搭乗する。
しかし天井からのアクセスは帰りには使えない。地上から乗り込むはずだ。
劇中にはそのシーンは出てこないが、まさか空中バイクでいちいち屋根まで上がらないだろう。
基地にいるときでも、コンテナが並んでいる格納庫のフロアから機内に入ることもあるはずだ。
通常の整備にわざわざ天井エレベーターまで上がるのは遠回りだ。
だから機首の地上に近い部分にドアを設定した。(→TB2 #15参照)
今回は機内に入ってからの移動の話。
1階から2階へ上るラッタル

1階のホイストフロアと2階のコクピット・居住区フロアを移動するにはどうするか。
まず公式設定にもある乗員用エレベーターをどこに設置するか。コンテナとの隔壁あたりだろう。
ところが中央にミサイルのキャニスターを設置したために、エレベーターのしっくり収まる場所が見当たらない。両サイドのここと思うあたりには鉄骨があったりドアがあったり。
上の写真はとりあえずラッタルとハシゴをかけてみたところ。
長いラッタルは3Dプリンターで作ったものだが、まさかこんな長いラッタルなど危なくて設置できない。バージルの階段落ちなんてシャレにならない。
何にせよ動線は複数確保するのが鉄則だ。1つだけだとそこが通れなくなったら詰んでしまう。
各階層が見えてきた

結局エレベーターはあきらめた。隊員の皆様ごめんなさい。
しかし護衛艦などの艦艇では、防火・防水の観点から、通常の人員通行用エレベーターは設置されていない。ハッチひとつを閉じれば火も水も防げるラッタルと違って、エレベーターは水や炎・煙の通路になってしまうからだ。
そして装備優先で、人員は傾斜60°という急勾配のラッタルを行き来することになる。
その艦艇や航空機の目的を最優先する結果の設計思想だ。2号は豪華クルーズ船ではない。
さて模型では、ホイスト鉄骨組みの上部通路に合わせて中2階の踊り場を作って、ラッタルを設置した。
プラ板と真鍮棒で作ったものだが、これでようやく各階層が形になってきた。
1階→中2階→2階床下→2階居住区フロアという構造が見えるだろうか。
2階床下は、ミサイルのキャニスター底部まで伸ばして機器や配管を通し、サービススペースにする予定。
居住区フロア

居住区フロアを後から見たところ。見やすいようにAIに整えさせたらものすごく綺麗になっているので差し引いて見てください、実態はこのページ一番上の写真です。
コクピットのフロアと階段二段くらいの段差ができてしまった。
この段差が、あとでサービスドアの位置を決めるときに悩ましいことになる。
コクピットとの隔壁中央の青いのは、バージル滑り台の入り口。どこかで見たコクピット画像が滑り台まわりが青かったので塗ってみたが、どうも違うようだ。
同乗者のエレベーターは赤い消火器の箱あたりにおりてくるはずだが、これを作った時点で手元に設定資料がなかったので、コクピットと普通に出入りするドアを左右に設けた。
手前の隔壁に何やら小部屋があるが、これはトイレ。次回解説します。
なにしろ居住区なので、しばらくは生活に必要なものが次々でてくるのでお楽しみに。


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