トレーニングルームの記事を書いていて改めて感じたことがある。
それはISS(国際宇宙ステーション)内の狭さだ。
ISSは全長は100mを越えるのだが、人が活動できるスペースは、ほとんど通路のようなものだ。壁には機材や資材がびっしり並べられ、トレーニングスペースの写真を見ても決して余裕はない。
それは、軌道上にあれだけの構造物を建造するのがどれだけ大変かを物語っている。
5号の船内はかなり余裕があるので、トレーニングルームも広いものを設定したが、ISS船内の画像と比べて、こんなに広くて大丈夫かと心配になってきた。そこで同スケールで比較図を描いてみた。
ISS・3号・5号のサイズ比較

3号の全長は公式資料によると87.48m、5号は121.92m。スペースシャトルは37.2m。
2号は76.2mなのでスペースシャトルの2倍ほどの長さだ。
こうして並べてみると一目瞭然。ISSのモジュールは5号の通路程度のサイズだ。
特に5号は、この角度で劇中に出てくることはないので実感していなかったが、面積の巨大さには驚いた。これならトレーニングルームくらい余裕で作れる。まして通常は1人勤務。船内が混み合うこともない。
そもそもISSだって、ソーラーパネルまで含めるとサッカー場くらいの面積はある。
3号は長さこそあるが、設定によるとペイロードは多くはない。5号の1か月交代任務の補給とメンテ用機材運搬がメインだからだ。これはスペースシャトルにはるかに及ばない。
スペースシャトルは構造的に2号によく似た輸送機だ。広大な荷室だけでなく。大きなロボットアームも持っている。ISSを建造しただけのことはある。
5号建造の謎
ISS建造の立役者はスペースシャトルだが、では5号はどうやって建造したのか?
設定資料には「2年以上かけて宇宙空間で建設され」とあるだけ。
今回、各機体の大きさ比べをしてみてわかったことは、3号はあくまで5号完成後のシャトルであり、軌道上で5号を建造するにはペイロードが不足している。
5号ほどの宇宙ステーションを建設しようと思ったら、少なくともスペースシャトルの2倍、2号サイズの輸送宇宙船が必要になるだろう。
そして5号とISSとの決定的な違いは、5号は静止衛星軌道にあるということだ。
ISSの軌道が高度400kmほどなのに対して、静止軌道は赤道上空約36,000km。ざっと90倍。ISS建造中は、スペースシャトルの負荷を考慮してもっと低い軌道におさえられていたそうだが、5号も低い軌道で建造して、完成してから静止軌道まで上げたのか?
公式設定には建造法については記述が見当たらないので、何とも言えない。
が、いずれにしても確実なのは、5号建造はISSの何倍も大掛かりなプロジェクトになるということだ。おそらく国際救助隊発足前にも後にも、これほどの規模の機体建造は存在しないだろう。
この件については、設定資料がないと全くの想像でしか語れないので、今はこれ以上は触れないでおく。
大きさが揺らぐのは
子供の頃にサンダーバードに夢中になって、今またブログを書き始めて大人のブンドドに点火しているところだが、考察をしていく中で不思議に思ったことがある。今回の記事でもそうなのだが、
「思っていたより大きい」または「思っていたより小さい」
サンダーバードに登場する機体で、これが気になるのだ。つまりサイズ感のゆらぎである。
子供の頃の印象だから、感動が先だって誇張されていることは当然なのだが、それにしては「思ったより小さい」とは何なのか。たとえばこれ。

私は子供の頃からこのシーンを見て「3号って意外と小さいんだな」と感じていた。
みなさんはどうでしょうか?
これについては、また別記事でじっくり考察するのでお楽しみに。


コメント