サンダーバード2号機内での動線は、模型を作りながら考えて階段やハシゴを作ったりしている。
私の2号は何度も改修を受けているという設定なので、オリジナルと違うアレンジも加えている。

救助現場で乗降の動線はどうなっているのか考えてみよう。
トレーシー島格納庫
緊急発進は図中①がバージル、②が同乗者のエレベーター。
バージルの滑り台は搭乗時だけの片道通行である。

飛行中
飛行中はもちろん乗降はできないが、コンテナ(ポッド)と機首部分は行き来できる。(図中③)
劇中ではそのシーンは見かけないが、公式設定には、隔壁中央にコンテナ内の上部通路に通じるハッチが書かれている。
これは緊急発進して現場へ向かう途中、機首からコンテナ内に移動して救助の準備をするためには必要な動線だ。
ちなみに私の設定ではハッチを左右2か所に増やしている。「動線は複数確保」が設計方針だ。
着陸時(コンテナ収納状態)
上の図で④が公式設定。機首下部中央にアクセス梯子があり伸縮させて地上との動線となる。
⑤は私の設定したアクセスドア。短いタラップで地上にアクセスする。
デッキアップ状態

問題は着陸後、脚を伸ばしてコンテナハッチをオープンにするときだ。現場では任務が終わって救助車両が戻ってくるまで、基本この状態である。
この状態で地上とのアクセスは唯一⑥だけ。機首下部のハッチからゴンドラを降ろすしかない。
機首とコンテナの動線は断たれているのである。まさかこの高さで梯子を伸ばすのも非現実的だ。
空中バイクで乗降するのも可能だが、現実味が薄い。
空中バイクは、車両が入れない現場へ素早くアクセスするために使用されているシーンが多い。
ゴンドラ以外に動線を確保できないものか。
伸縮脚の内部にエレベーターでも装備しようものなら、着陸時のロケット噴射で黒焦げになる。
機首隔壁底部あたりから、コンテナの屋根に開けたハッチへタラップでアクセスするか?
悪天候のとき、ゴンドラが強風で揺れるのとどっちが怖いか。
短いボーディングブリッジをつければいい?
劇中で描かれているのは、一番派手なバージルの滑り台と、エレベーターの同乗者がバージルの後ろに降りてくるシーンだけだ。
描かれていないが必ずある移動の動線。その余白の部分を想像してみるのも楽しいものだ。
※デッキアップ時の動線が起こした悲劇はこちら



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