5号のロボットアーム

ISSクラスのサイズを持つ5号だが、これだけの大きさの宇宙ステーションを軌道上に建造するのに、EVAの人力だけというのは想像しにくい。地上なら何種類もの重機にお世話になるところだ。

ISSやスペースシャトルにもロボアームは装備されている。だから5号にもロボアームがあってもおかしくはない。そう考えて設定してみた。

円盤部外周に沿ってレールを設置し、それに沿って大小のロボアームが移動して作業を行う。

5号はワンオペの時間が長いので、船外作業は基本的にロボットアームが行うのが望ましい。
一人だけでEVAは禁止という意味からも、積極的にロボアームを使う。

船外すべてをカバーするには、円盤部のくびれた部分と底部、3号のドッキングベイにもレールがあれば完璧だ。

レールの途中に構造物が乗っているが、これはロボアーム以外のレールを利用する機器。そしてレールを支える機構でもある。ロボアームが移動してきたら、よけたり詰めたりして場所を開ける。

建造中の5号では、ロボットアームが今よりも多く装着されていたことだろう。そして完成に近づくにつれて撤去されていき、保守点検に必要なアームとレールだけが残されたと考えられる。

モノレールのようなレールシステムも、本来なら埋め込みとするべきだが、後付け感の強い構造なのも、設置や保守、撤去がやりやすいためだ。

しかし、AIに描かせた画像を見ると、屋根に設置したちょっとレトロなレールとロボットアームは不思議と違和感がない。最初からそこにあったかのようなたたずまいだ。もともと5号外壁にはいろんな細かい機械がついていて、劇中でのアングルも限られている。少々何かが増えたくらいで、記憶の中の全体のシルエットが崩れることはない。

これがもし、1号の腹にロボアームが2本生えていたらビックリするだろう。

国際救助隊の発足前、火山島の溶岩を掘削して格納庫を建築するのが巨大プロジェクトだったのと同様、軌道上に5号を建造するのも一大プロジェクトだったはずだ。

公式資料に、3号はもともと5号を建設するために作られたとある。だが、いくら2年以上かかったと言っても、3号だけで建設できたと考えるのはいささか無理がある。

サンダーバードの前日譚があれば、軌道上でこんな光景が見られたことだろう。
さすがにこの段階で家族経営は無理だ。本編には姿を見せない数多くの協力者がいたと考えるのが自然だ。

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