5号にシミュレータールームを追加

トレーニングルームに続いて、5号にシミュレータールームを追加した。
なにしろ広い5号なので、改修・追加の余地は十分にある。

写真の通り、フライト系とドライビング系の2台を設置。アランに言わせれば「ゲーム部屋」である。

もちろん、1か月間単身勤務のためのリラックス用ゲーム機なのだが、同時に国際救助隊が多種運用する航空機や重機類の訓練用シミュレーターでもある。

もっともこうなってくると、シミュレーターと豪華版ゲーム機の差は大した問題ではない。

2つのマシンに共通したスペックは次の通り。

・5号本体に振動が伝わらないように、各シミュレーターごとの防振装置と、部屋自体が独立フローティングフレームの防振構造。

・6軸制御に加えて小型の3軸重力制御を装備。これが画期的で、傾斜で重力を表現するだけでなく、実際に長時間続く加速度(G)を再現可能。

・操作系のレバーや物理スイッチ類は、多数のオプションと交換可能。

・2台ともVRゴーグルに対応しているが、フライト系はVRゴーグルでの使用がデフォルト。

・スペック上は、プレーヤーが失神するような機動も再現可能だが、5号での単独勤務時にはそれは許されない。リミッターが設定されており、AIがバイタルをチェックして過負荷時は安全装置が作動する。

・トレーシー島のラボには、このシミュレーターの親機が設置され、データの互換性とリンク機能を持つ。親機は実機以上の限界を越えた機動も再現可能。

フライト系は、EVA(船外活動)のシミュレーション機能も持つため、360回転リングがよりリアルな体験を可能にする。5号船外に改修で設置された保守点検用のロボットアームともシンクロできる。

●オマケ:AI間違い探し#01
この画像には5号ではちょっと困るものが写っています。さて何でしょう?
ヒント:普段は1Gですが…

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