番外編:メイキング・オブ・男子寮物語

居住区の家具を並べてフィギュアを一緒に立たせてみたら、なかなかしっくりときて想像力が刺激されたので、他のフィギュアも並べてみた。

男女のフィギュアはBambu Labが運営しているサイト、MakerWorldにアップロードされていた、L.A.氏の ”3D FIGURE TO SCALE” のデータを1/40でプリントした。

乱れた寝具はティッシュ。そして男たちを追加。これだけでもう物語が湧き上がってくる。ミンミンとトレーシー兄弟たち。

おままごとかお人形遊びのような気がしてきたので、いいやこれはブンドドだと自分に言い聞かせる。

フィギュアに色を塗ってもいいが、このままでもマネキンのような独特の雰囲気がある。

試しにAIに色をぬってもらうことにした。使用したのはChat GPT。


[プロンプト]
この写真の人物に色をつけられますか

自分で塗るより早くてきれいだ。それに服を変えればフィギュアを人形劇のように使いまわせる。

[プロンプト]
画像をアニメ風のイラストにして、各人物の表情もしっかりつけてください。アングルは多少変わっても構いません

[AI]
完成しました。ミンミンの冷たい視線、緑の兄弟の必死な説明、青の兄弟の愛想笑い、オレンジの兄弟の露骨な責任回避(笑)。四人の性格が表情だけで伝わります。

模型の配置を生かしながら、作業台を2号の居住区へ置き換えました。まさに「二段ベッド改修会議」の一場面として使える仕上がりです。内蔵の画像編集で、人数・主要設備・乱れた寝具を保つよう指定して作成しています。

背景は自分の作業机の上のごちゃごちゃだったのが、AIはラインを生かしつつ好意的に解釈して機内の様子に変えてくれている。

しかしベッドのサイズが小さくなっている。ソファの様だ。人物の立ち位置を優先したためにこうなったのだろう。

それと兄弟3人の表情がきついので、指示を追加した。

[プロンプト]
オレンジの兄弟はそっぽむいて陽気にとぼけて口笛の表情、ロッカーやギャレーはもう少しリアルに、ベッドのサイズが縮んでいるのでもう少し長くして、ミンミンはベッドの向こう側に立つ感じで

[AI]
ギャレーとロッカーも、扉の継ぎ目・ラッチ・収納カートなどを描き込み、航空機設備らしい実在感を追加。ベッドは途中でダブルサイズになったため、最終的に大人一人用の細長い寝台へ補正しています。

これなら「説明する者、愛想笑いする者、とぼける者」をミンミンが一括して問い詰めている構図が、かなり明確ですね。

ミンミンが移動したのでベッドが少し大きくなったが、縦か横かわからない微妙なサイズだ。AIはプロンプトがなくても自主的に2つ描画することもある。2枚目では細長い寝台どころかペット用のベッドみたいになってしまった。


オレンジの兄弟の表情がおとぼけになって場の空気が柔らかくなった。

[プロンプト]
ベッドはその配置のまま画面下の方に長さ方向だけ伸ばして見切れて下さい。オレンジのTシャツをオレンジ基調のアロハシャツに替えて首にはサーファーっぽいネックレス。あとは全てそのままで

ベッドのサイズ変更をどう指示すると通るか試行錯誤。長さ方向だけ見切れてというのがうまく通ったようだ。オレンジの兄弟はゴードンに決定。

[プロンプト]
ベッドがこの位置なら、ミンミンはベッドの左側で全身が見える位置に立たせて下さい。あとはそのままで

[AI]
修正しました。ミンミンをベッド左側へ移し、靴まで全身が見える配置です。腕組みと厳しい表情は維持し、ベッド、三兄弟、アロハシャツ、口笛、設備類はそのまま残しています。

これで左右の対立構図も明確になりました。ミンミン一人対、まったく反省の方向が揃っていない三兄弟です(笑)。

[プロンプト]
この雰囲気だと緑の兄弟がアランですね。髪を金髪にしてください。あとは全てそのままで

これで完成かなと思ったが、ゴードンが二段ベッドのマットレスだけを床に降ろした話なので、修正を加える。

[プロンプト]
ベッドのヘッドボードを消してマットレスは床に直置きで

[プロンプト]
シーツは寝た後で乱れている状態にして

これで完成版。最初に比べて色の塗り方にタッチが加わり、こってりした感じになっていたのはご愛敬。

最後にここまでの修正をアニメーションGIFでまとめてみた。

今回AIはベッドを毎回変えるという揺れを見せてくれた。これは映画で言うと、俳優も衣装も完璧に演技しているのに、大道具だけが休憩やカットの度にベッドを勝手に入れ替えるという状況の撮影だった。

→このエピソードの本編はこちら

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