2号の居住区は、ロフトにベッドを上げて以前より快適な環境になった。
居住区フロアは大型モニターと天板タッチパネル装備のオペレーション・テーブルを置いて、救助活動時におおいに活躍してもらうが、ベッドサイドにも個人用モニターを設置した。

壁面収納式24インチモニター
イメージとしては、旅客機のシートバックについている機内エンターテインメントを想像してもらうといい。現場での休息時や帰投時のリラックスを目的に設置されている。
もちろんスケジュールや救助活動についてのアクセスも出来るが、本気の活動はベッドではやらないだろう。
写真のようにVESAマウントとアームで引き出してタッチパネル操作できる。

展開時は両脇の溝に手を入れて軽く引くと、ロックが外れて3cmほど浮き上がるので、好みの位置まで引き出す。
収納時は壁際までアームをたたむと、最後は自動的に引き込まれてロックがかかる。
1BOX車のスライドドアのような動作だ。
シートベルト装着時、手動で収納されない場合は、自動でアームが動いて収納する。
引き出したまま一定時間ベッドを離れても、自動的に収納する。
最初に考えたロック機構は、画面を押しこむと外れて、収納時は押し込むとロックがかかるものだった。
しかし画面にタッチ操作以上の力を加えるのは抵抗があったので、自動とした。
音声入力ほのか個人端末やイヤフォンとの接続はもちろん、別記事で詳細を書くが、バイタルや就寝状態のセンサー機能もあり、使用者の状況に合わせた画面表示が可能となっている。
平常時昼間のホーム画面

平常時とは、トレーシー島の格納庫に駐機しているとき、任務終了後の帰投時、式典出席等の緊急でないフライト時を言う。救助出動の時はまったく別の画面に変わる。
旅客機の機内エンターテインメントに、個人メニューが加わった状態だ。
個人認識は、腕時計型の情報端末やチップ内蔵のIDカードで行う。
2号の居住区では、兄弟のベッドは一応決まっているが、ゴードンのベッドにバージルが横になれば「バージルお疲れ様」などと表示される。
平常時夜間のホーム画面

夜になるとベッドサイドモニターの画面も変わる。夜というのは時間帯ではなく、そのベッドでクルーが就寝体制に入ることを意味する。灯りを落として情報量も減らす。
ベッド周辺では、クルーのバイタルをモニターしている。カメラ映像も合わせてクルーが寝たことを認識すると、モニターも自動的にスリープモードに入る。クルーの睡眠中も総合的にモニターしていて、たとえば夜中に目が覚めて時計を確認するような動作が見られたら、必要部分だけ最低照度で表示する(冒頭写真右)。
ベッドに誰もいないときにはモニターは自動的にOFFになる。
モニターのデザインスケッチ

CADで作図する前の肉筆ラフスケッチ。実寸と1/200と1/40の寸法が入り乱れて混乱しがち。
だがこれを描いておかないと、CADの画面上でもっと混乱する。
CADは1/200の寸法でデータを作図し、1/40で印刷するときは、スライサーソフトで500%に拡大してプリントしている。
今回覚えたのは、VESAマウントの4本角の金平糖のような形の書き方。フリーハンドで描いた上の図を撮影し、AIに「Fusion360でこの形作るには?」と質問して教えてもらった。
CADで作図

モニターを支えるアームは固定。さすがにこのサイズで可動にする技術はない。
壁にモニター収納の四角いくぼみを作ったが、モニターを引き出すときの両サイドの切込みが良くわかる。
この記事は模型製作カテゴリーなので、画面表示の詳しい解説はBeyond IRカテゴリーで考察・解説していく。タッチパネルのアイコンの階層をおりていくとどんな表示になるのか、実際の画像も掲載してUIを解説していく。


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